things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

Month11
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草間彌生『≒草間彌生 わたし大好き』

未だに止むこと無く世界の美術界を疾走する草間彌生を、1年半もの間追い続けた渾身のドキュメンタリー映画がついに完成した。映画は、最新作となるF100号のモノクロ作品シリーズ50作が完成するその貴重な瞬間に密着。今まで観ることの叶わなかった、草間の創作活動と日常。自らを天才と自負する揺るぎ無き自信、作品に挑む時の凛とした精神の高み、日常の佇まいに見え隠れする人間味あふれる表情と仕草。映像のひとつひとつが解き明かす、「生」と「死」と「愛」のせめぎ合いの中から湧きあがる草間芸術の真髄に、観るものは心を揺さぶられ、引き込まれていく。

UP LINK(http://www.uplink.co.jp/)/11月5日(土)−11日(金)/13:10−15:02(102分)/料金:一般¥1,300、学生¥1,100(平日学割¥1,100)、高校生以下¥800、シニア¥1,100、*UPLINK会員¥1,000(*特別興行の為パスポート会員使用不可)

Month11
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第三回新人監督映画祭

日本映画の将来を担う監督たちが世界に向けて発信する「新人監督映画祭」が開催。近年、低予算での映画制作が可能となり、誰でも映画を作ることが可能となった。しかし、成功するのは資金力のある作品であり、他の作品は観客を集めることすら難しく、また、映画館に足を運ぶ人も年々減少する傾向にあるのが日本映画界の現実でもある。新人監督映画祭実行委員会はこの現状を打破するため、そして日本の映画産業を盛り上げ改めて日本の良き映画文化や映画を観る楽しさを知ってもらうために、「新人監督映画祭」の実施を試みている。この映画祭を通じて、映画の魅力を再発見できるに違いない。

新人監督映画祭(http://ndff.net)/会場 ユナイテッド・シネマ豊洲(http://www.unitedcinemas.jp/toyosu/index.html)/11月5日(土)、6日(日)、11日(金)、12日(土)、13日(日)/上映時間 10:30−21:00/料金:チケット(通し券)一般¥2,500、当日券 ¥3,000/Photo: Courtesy of 新人監督映画祭

Month11
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野村佐紀子「雁」

アラーキーの愛弟子として、1994年よりシャッターを切り続ける野村佐紀子。そのモノクロで映し出される男性のヌード写真は、一度見たら忘れられないインパクトがある。11月11日より、リニューアルして間もない原宿のBAT-TSU ART GALLERYにて、今年の夏に野村が6人の男性モデルと過ごした3日間で生まれた物語を展開する。男性達の生命力や神秘的な場所と深閑な時間が交差し、野村の新しい世界である「雁」が生まれた。会場は特殊な加工を施した木や鉄などを使用した薄墨色の背景で写真を耽美に見せてくれる。プリント作品の他、ポラロイドフィルムの再生産を担うIMPOSSIBLE社から登場したばかりの、最新カメラThe I-1で切り取られたポラロイド作品群も同時公開される。この空間でしか見ることのできない彼女の世界観に酔いしれたい。

BAT-TSU ART GALLERY(http://www.bcc-tokyo.jp/gun/)/11月11日(金) 〜13日(日)/13:00−19:00/入場料:¥540/Photo: Courtesy of Sakiko Nomura

Month11
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D[diː]「The DOOR 自分回帰/THE LETTER from the future, past, somewhere」

2000年に多摩美術大学在学中に漫画とも絵本ともいえる、可愛くも過激な作品『ファンタスティック・サイレント』でブレイクし、作家、イラストレーター、アーティストと幅広く活躍する D[di:] の個展がTAV GALLERYにて開催される。約1年半ぶりの個展となる本展では、D[di:] の由来や特殊技法 “ハーモニック・オルゴナイトペイント” を、D[diː] 自らが語る紹介映像や、縄文文化以前に存在していたとされるカタカムナ文字を引用した新シリーズを発表予定。自身の原点に回帰し、現在と未来を股にかける D[diː] の新たな試みを、自らの目で、身体で、感じてほしい。

TAV GALLERY(http://tavgallery.com/thedoor/)/11月11日(金)−11月29日(火)*休廊:火と水曜/13:00−20:00/入場料:無料/OPENING PARTY : 11月14 日(月)18:00−20:30、ARTIST TALK : 18:30–19:00

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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