things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

Month9
22
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Month5
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藤岡亜弥写真展 「アヤ子、形而上学的研究」

2012年にニューヨークから帰国し、現在は広島を中心に写真家としての活動を続ける藤岡亜弥。「The Second Stage at GG」シリーズの44回目として開催される本展では、これまでの作品集から作品を新たな視点でセレクションし、再構成し展示。東京をはじめ、サンパウロや東欧のタリンやブダペスト、故郷である呉など、各地で出会った人々や彼らの生活の一場面、そして自身の家族といった被写体を、ニュートラルな距離感の中で静かに捉えた作品は、見慣れた日常風景をどこか幻想的で儚く写し出している。彼女独自の眼差しによって切り取られた、その土地特有の空気や香り、人々の営みが鮮やかに立ち上がる写真を前に、観る者は未だ見ぬその世界に迷い込むことだろう。

ガーディアン・ガーデン(http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_gr_201705/gg_sec_gr_201705.html)/開催中〜5月26日(金) ※スライドショー上映会&トークショー 光田由里×藤岡亜弥:5月23日(火)19:10-20:40 参加無料・要予約(予約詳細はウェブへ)/11:00〜19:00/休館:日曜/入場無料/Photo:川はゆく(広島)

Month9
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Month5
31

OMOHARA写真展 第一弾<70's 表参道原宿>

広告を中心に活躍してきたスタイリスト・中村のんがディレクションを務める、原宿と表参道の風景やファションを写真で振り返る写真展が開催中。第一弾の今回は、1970年代の原宿を捉えた作品を展示する。中村による写真集『70'S HARAJUKU』から、横木安良夫、染吾郎、野上眞宏の3人の作品を館内各所に展示し、屋上では全出展作品を一挙に見ることができる映像が投影される。また、1970年代をフォーカスした今回に続き、1980年代、1990年代をテーマにした写真展も開催予定。時の流れと共に変化し続けながら、常にファッションやユースカルチャーの中心地として時代を作ってきた東京。自由を楽しみ、活き活きと生きる当時の若者の肖像を通して、彼らが切り開いていった新たな時代の流れを辿ってみてほしい。

東急プラザ表参道原宿館内各所

http://omohara.tokyu-plaza.com/event/detail_4424.html)/開催中〜5月31日(水)/11:00〜21:00/入場無料/Photo:©横木安良夫

Month5
20
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Month6
17

衣川明子「糞して寝ようか」

ニューヨークで生まれ、武蔵野美術大学を卒業後、「VOCA展2105」への参加や、タイで開催された合同展「Unusualness Makes Sense」への参加など、国内外で活躍する若手作家・衣川明子。ピゴッツィ・コレクションをはじめ、世界的に有名な現代アートコレクターに蒐集されるなど、注目を集める彼女よる新作個展が開催される。人・動物・物など、対峙した相手と目が合った瞬間の、お互いの意識の存在を実感した一瞬を描き続けてきた彼女の作品は、何度も擦り付けられた薄い絵具が輪郭となり、朦朧とした体を成しながら、生々しい存在感を放つ。観る者はその作品に描かれた“何者か分からない存在”と対峙し、その視線と向かい合うことで、キャンバスにむき出しになった作家の意識に触れ、感情が強烈に揺さぶられることだろう。

URANO (https://urano.tokyo/exhibitions/upcoming/)/5月20日(土)〜6月17日(土) ※オープニングレセプション:5月20日(土)18:00〜20:00/11:00〜18:00 ※金曜は20:00まで/休館:月曜・日曜・祝日/入場無料

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Month6
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薄久保香 | 新作個展

両極にある概念同士を対立させ、観る者にさまざまな問題を提起する作品を生み出してきた画家、薄久保香。東京芸術大学大学院在学中に作家デビューして以来、国内外の多数の展覧会に参加し、そのハイパーリアルな作品が多くの注目を集めている。彼女は幼少時から、テレビゲームやアニメといった虚構の世界、あるいはコンピュータやデジタルカメラといった映像データの世界に慣れ親しんできたこともあり、仮想現実と現実世界の間で、現代におけるリアリティとは何かを、絵画作品を通して投げかける。「我々の周囲には常に出来事があり、それは止むことなく変形し続けています。そして、この法則は、『ここ』と『そこ』を結びつける合言葉に他ならないのです」と語る彼女が、今回の新作展ではどんなリアリティを問いかけるのか、その目で確かめてみてはいかがだろう。

taimatz( http://taimatz.main.jp )/開催中〜6月3日(土)/10:00〜18:00/休館:月曜・日曜・祝日/入場無料/Photo:the configuration -束の間の間-© Kaoru Usukubo Courtesy of taimatz

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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