things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

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愛☆まどんな個展 「曖昧なUミーハーな愛」

絵画作品のみならず、アイドルやアーティストとのコラボレーションなど、領域横断的に幅広く活躍する女流画家・愛☆まどんなの2年半ぶりとなる個展が開催中。本展では、壁面とキャンバスを自由に行き来する会場構成や、色彩の限定などの新たな挑戦を交えながら「美少女」が描かれる。デビュー以来、二次元美少女をモチーフに彼女が訴える「どこから来て、なんのために存在して、どこに向かう」という根源的テーマは、新たな次元で昇華され、彼女のクリエイティビティの新しい一面が作品に写し出されている。愛くるしくも力強く描かれる少女たちの躍動感、純真さ、生命力を感じながら、展示空間全体を通して表現される作品世界を存分に味わえるはず。会場ではオリジナルグッズが販売されるほか、インターネットアートオークションを通じて出展作品も販売される。

AWAJI Cafe & Gallery( https://startbahn.org/aimadonna )/開催中〜5月27日(土)/11:00〜19:00/休館:月曜/入場無料

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Month6
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ロッカクアヤコ「OBSUCURA」

筆を一切使わず、キャンバスや段ボールに直接手を使って少女や動物を描き上げるアーティスト・ロッカクアヤコ。村上隆主催のGEISAIで見出され、現在はベルリンを拠点に国内外で芸術活動を広げる彼女は、その鮮やかな色使いによって生み出される躍動的な世界観が高い評価を受けている。今回の個展では、2015年から製作を続けているアクリル樹脂を用いた立体作品シリーズの新作を、キャンバスやドローイング作品、木版画とともに見ることができる。「描きたい、楽しい、生きている」という、純粋な感情のままに描き出される作品群からは、浮遊感と重量感、事実と想像など、相反する要素が混在する二面性が浮かび上がってくる。

GALLERY TARGET(www.Gallery-target.com/「obscura」by-ロッカクアヤコ)/開催中〜6月8日(木)/12:00〜19:00/休館:日曜・祝日/入場無料

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Esther Kim Solo exhibition「iro-iro」

日本・韓国・アメリカをルーツに持ち、その自身の多彩な文化的背景から生み出されるガーリーな作品が注目を集める、イラストレーターのエスター・キムによる個展「iro-iro」が開催される。“さまざまな”“異なる”という意味に加えて“全部”という意味も含んだ日本語「いろいろ」にちなんで名付けられた本展では、彼女が「さまざまな」アイデンティティについて考えながらも新しい自分の色を模索する過程や、身の回りで「いろいろな」ことが起きるなかで変化していく心情と人生の色彩、そうして形作られた彼女自身の「すべて」が、ポップな作品を通して表現されている。キャンバスの上を自由に駆け巡る色を追いかけながら、彼女が自身の新しい色彩を見つけ出すまでに辿ってきた道のりに思いを馳せてほしい。

CALM & PUNK GALLERY ( http://calmandpunk.com/exhibition/esther-kim-solo-exhibition-iro-iro/ )/5月27(土)〜6月11日(日) ※オープニングレセプション:5月26日(金) 19:00〜22:00/12:00〜19:00/休館:日曜・月曜・祝日 ※最終週:6月11日は営業/入場無料

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松平莉奈展 “insider-out”

「他者について想像すること」をテーマに、古典的な題材から得た想像の飛躍と、その限界についての考察をリファレンスに作品を描く、日本画家・松平莉奈の個展が第一生命ギャラリーで開催中。“日本画”の画家でありつつも、“日本画”からの解放を志向している彼女の作品は、描かれるモチーフたちが画面の中で奇妙な均衡と緊張感を生み、綱渡りのようなスリルを鑑賞者に感じさせる。彼女独自の眼差しで、慎重に選択されるさまざまな要素が絵画となって物語を紡ぎ出し、ステレオタイプな日本画のイメージを軽々と飛び越えていく。大和絵の時代に始まり、時代とともに変化してきた日本画特有の感覚や美意識、そして次世代作家によって解放され、更新されていく日本画の新たな可能性を感じてみてはいかがだろう。

第一生命ギャラリー( http://matsudairarina.com/insider-out )/開催中〜6月30日(金)/12:00〜17:00/休館:土・日曜/入場無料/Photo:「菌菌先生」、麻紙に白土・胡粉・墨・岩絵具・染料・錫粉、2273mm×1818mm

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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